自閉症スペクトラム障害の息子との日々を記録したブログです。
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ごっこ遊びの中で上手に気持ちが伝えられた自閉症スペクトラム(ASD)の息子

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こんにちは。
ブログにお越しいただきありがとうございます!

自分の感じている気持ちが
どんな感情なのか分かりずらかったり、
それを言葉にして表現することが苦手な
自閉症スペクトラムASD)の息子。
ごっこ遊びの中で上手に気持ちが伝えられたときのことを紹介します。


ぬいぐるみのごっこ遊びで見えてきた、息子の気持ち

 

息子はごっこ遊び、
特にぬいぐるみやフィギュアを使うのが大好きです。
時間があれば延々とやっています。

 

ある日、お気に入りのネコのパペットで遊んでいたときのこと。
(まんまなんですけど、息子は通称”ねこちゃん”と呼んでいます。)
最初は一人で遊んでいましたが
「おかあさん、ねこちゃん役やって!」
とわたしを誘ってきました。

 

息子は人形等は使わず自分役でした。
いろいろなやり取りをしていく中で、
息子(以下、ゆー)「ねえ、ねこちゃんは保育園で何して遊んでいるの?」
と、ねこちゃんが保育園に行っているという設定になりました。

 

わたしはここで、
(これは息子の保育園の話を聞くチャンスかも!)と思い、


わたし(以下、わ)「ねこちゃんはね、お絵かきするのが好きなんだ。
ゆーくんは何して遊ぶのが好きなの?」
ゆー「うーん、いろいろあって思い出せない…」
わ「ねこちゃんは、ブロックとかラキューで遊ぶのも好き!」
ゆー「ラキューは楽しいんだけど、部品が小さいから面倒くさいんだよね。」

 

このあたりから、わたしとは話さないような会話が出てきました。
普段であれば「面倒くさくて」という発言はあまり言ってきませn。

 

わ「そういえばこの前ね、お友達が使っているおもちゃを取ったら
けんかになっちゃったの。なんでだろう?」
ゆー「それはだめだよ!勝手に取ったらお友達怒っちゃうよ。」
わ「えー、どうして?だってねこちゃん使いたかったんだもん!」
ゆー「使いたかったらお友達が終わるまで待つとか、
あとで貸してって言えばいいんだよ。」
わ「そっか。今度そうしてみるね!」

 

わ「ねこちゃんね、みんなでゲームするのが嫌なんだ。
この前ホールでゲームをすることになったんだけど、
やりたくないから一人でお部屋に戻って遊んでたんだ。」
ゆー「嫌なことでも我慢してやらなきゃだめだよ!」
わ「えー、だってやりたくないことはやならくてもいいでしょ?」
ゆー「ゆーくんだって、この前嫌いななわとびの時間があったけど、
がんばって我慢してやったんだよ。」

 

このあたりまで来て、わたしは泣きそうになりました。
担任の先生から、
ひとり縄跳びはまだまだ上手にできていないことを聞いていましたが、
そうな風に思ってがんばっていたなんて知らず
その気持ちを息子の口から聞けて本当に嬉しかったです。

 

ASDの息子は言語聴覚士(ST)の個別療育が大の苦手

 

自分の気持ちを言葉に表したり
筋道を立てて話すのが苦手な息子は、
言語聴覚士(ST)の個別療育がとても苦手。

 

特に「絵カード」を使った課題で、
その場の状況を説明したり
登場人物の気持ちを考えて表現するのが難しいです。
例えば先ほどのごっこ遊びの中にあったような、
”友達のおもちゃを勝手に取ったら相手が泣いた”
というような状況が絵に描かれたカードを見て、
なぜその子は泣いてしまったのか、
どうしたらよかったのか、
などを考えて言葉で伝える課題です。

 

わたしは、頭の中で考えていることを
言葉に変換して表現するのが得意ではないんだろうなと思っていました。
それに加えて、”大人相手”だから余計に難しくなるのかもしれないと、
先ほどのごっこ遊びの件から考えました。

 

息子は課題を出された場合、
その内容を理解する力もあるし、
頭の中では答えも見つけらます。
でもそれをいざ言葉にするとなると、
「これを言ったらどう思われるんだろう」とか
「間違っていただどうしよう」とか
不安に思っているのかもしれません。

 

ごっこ遊びではもちろんわたしが側にいて聞いていますが、
ぬいぐるみの”ねこちゃん”と会話することで、
普段は言えないようなことが言えたのかもしれません。

 

毎回同じ手でうまくいくとは限りませんが、
息子の気持ちを聞きたいときは
また”ねこちゃん”に登場してもらおうかと思っています。


最後までお読みいただきありがとうございました!