自閉症スペクトラム障害の息子との日々を記録したブログです。
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自閉症スペクトラム(ASD)の息子の安全基地は、テントの中

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こんにちは。
ブログにお越しいただきありがとうございます!


息子には発達障害があり、
自閉症スペクトラムASD)と診断されています。

 

イライラすると暴言を吐いたり、
物を投げたりするとがよくあります。

 

でも最近では、「自分はイライラしている」ということに気づき、
一人になって気持ちを落ち着けることができるようになってきました。

 

どんな風にして、そうなっていったかを紹介します。


自閉症スペクトラムASD)は自分の気持ちに気付きづらい

 

ASDは相手の気持ちを汲み取るのが苦手です。
また、自分自身の気持ちを感じ取って
それを表現することも苦手なことも多いです。

 

息子の場合は自分の中でモヤモヤしている感情が、
イライラなのか、悔しいのか、悲しい気持ちなのか
なかなか理解できていませんでした。

 

自分の中で処理しきれない感情が生まれると、
周りに暴言を吐いたり、
物を投げたりすることがしょっちゅうあります。


療育の中で絵カードを見て
登場人物の気持ちを答える課題が苦手だったり、
今日の遊びの中で何が一番楽しかったか聞かれても
うまく答えられなかったりしていました。

 

そんな姿を見ていく中で、
この子は気持ちを理解するのが難しいのだと分かっていきました。
そして、それによって苦しんでいることも気付きました。

 

クールダウンの部屋で自分の気持ちと向き合えたASD息子

 

息子はGW明けにすごく荒れていました。
年長になったことで最初はがんばっていたのですが、
その緊張感がとれたのか、
5・6月は集団生活にはなかなか参加しない、
嫌なことがあると癇癪を起して大暴れ…
など困った行動がたくさん見られました。

 

その時期に育成室で自分の思うようにならないことがあって、
部屋中のパーテーションやイスを蹴り倒したりしたことがありました。
さすがに他の子に危害が加わるといけないからと
先生に促されて別室に移動しました。
そこは「つきの部屋」といって
窓に遮光カーテンがついていて、
真っ暗の空間でクールダウンできる場所です。

 

そこにはテントや、ビーズクッションやふわふわのぬいぐるみ、
オルゴールのメロディが流れる人形、
プラネタリウムのような光が出る機械、
など癒しグッズが色々と置いてあります。

 

息子はテントが気に入り、
ふわふわのぬいぐるみを抱きながら
ビーズクッションに埋もれていました。

 

徐々に表情も柔らかくなり
「○○が嫌だったからイスを蹴った」と、
少しずつ自分の気持ちを話せるまで
落ち着きを取り戻りました。


自宅にも同じテントを買って、クールダウンの空間を作りました

 

それからしばらくは荒れた日々が続いたのですが、
療育中に嫌なことがあっても
「イライラしているから、つきの部屋に行きたい」
と徐々に自分から言えるようになってきました。

 

家にもクールダウンできる場所があった方がいいと考え、
育成室にあったものと同じテントと買いました。
IKEAで3000円くらいだったので、とってもお手頃♪

(冒頭の写真はIKEAのものではありません…)

 

「ここは落ち着ける場所だ」と学習した息子は、
家でもイライラするとテントに行くようになりました。
ブツブツ文句は言いながらですが、
物にあたったり暴言を吐いたりすることが減ってきました。

 

テントの中には日に日に物が増えていき、
ふわふわの毛布、お気に入りのぬいぐるみ、
光るスカイツリーのおもちゃ…などなど
自分で落ち着けるもをの集めているようです。笑

 

ASD息子の気持ちを聞くときはリラックスしているときに

 

ASDの子は気持ちを表現することが苦手ですが、
少しずつ感情と名前を結びつけていくことで
相手の気持ちや自分の気持ちを理解することができるようになってきます。

 

息子の場合は、テントで落ち着いたあとや
寝る前に電気を消した状態でゴロゴロしていると
リラックスして普段話さないようなことも話てくれます。

 

そんな時に、
「こんなことをされたらどういう気持ちか」
「お母さんは今日こんなことがあって嬉しかったけど、
なにか楽しいことあった?」
など気持ちの理解に繋がるような話もそれとなくしています。

 

リラックスタイムはご家庭によっていろいろあると思いますが、
お風呂の時間や、兄弟がいるのであればママと二人きりになれる時間など、
その子が一番リラックスできるときを選んでくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございました!